Linux、隣は何をするひとぞ
TwitterのTLでよく見かける"どんかん"というキーワード
がちゃぴんは激怒した。がちゃぴんは政治がわからぬ。しかしどんかんに対してはひと一番びんかんであった。びんかん、であった。
— がちゃぴん先生 (@kosaki55tea) 2017年6月24日
あっ、イキリどんかん、はすでにあった。
— まさみさんは語りたい (@mhiramat) 2017年6月27日
[イキリどんかん] [検索]
— sat (@satoru_takeuchi) 2017年6月27日
検索結果 1 "どんかん"の結果を表示しています 未指定 "イキリ"
よく見てみると、発言しているのはlinux kernel developerの人が多いようです。
彼らは何を考え、何を行っているのでしょうか?今晩はその生態を探って見たいと思います...
と、意味深な書き出しをしましたが、きっかけはTLに流れてきたedvakfさんの
ソフトウェアエンジニア版「(OSSコミット)やれた」「(OSSコミット)やれたとは言えない」読みたい。「あの夜LKMLにパッチを投げたけど、フルボッコにされたんですよ」みたいなの。
— edvakf (@edvakf) 2017年7月5日
というツイートでした。
自分の観測する範囲だとBSDの人は結構な割合で備忘録を残している気がします。
↓BeBOX!
NetBSD/bebox porting notes
↓つつい師匠3連発
The far way to the facilitated eventual NetBSD/news68k port
↓しゅううさんは自分の中ではMIPSの偉い人なので
syuu1228.hatenablog.com
もちろん自分も可能な限り備忘録を残してきました。
自分がこのような記録を残しておく理由は
1.あとでネタにする
2.他人が調べものに来たときに参考になるように
3.人が試行錯誤の結果、失敗したり成功したりする内容は読み物として単純に面白い
からです。
ですが、このようなパッチ投稿の記録などLinuxではあまり見たことがなかったので、まずはLinux界隈でのお作法についてUNIX警察のn_sodaさんに聞いてみました。
パッチの内容にもよるし、Liパッチ提出の経験もないのでなんとも。今はレビュー体制がしっかりしていてその部分の担当者による手直しの依頼はかなり出る可能性もありますが、自明な数行パッチ程度ならちゃんと担当者に届いて手が空いてればサクッと通ることもありそうな気が
— SODA Noriyuki (@n_soda) 2017年7月5日
そうすると、親切にもsatoru_takeuchiさんが教えてくださいました。
satoru_takeuchiさん、改めましてありがとうございます。
全サブシステムを知ってるわけではないけと複数サブシステム跨がず、単純で、説明がしっかりしてるパッチならすぐ入りますよ。投稿一時間後に"thanks, applied"が届くこともザラ。メンテナが多忙すぎて無反応なことはあるhttps://t.co/vsdmHWMgjj
— sat (@satoru_takeuchi) 2017年7月5日
サブシステムごとに"L:"で示されるフィールドに記載のMLでやりとりします。複数サブシステムに跨るなら複数MLに投稿しますhttps://t.co/Imvnz2S6Bq
— sat (@satoru_takeuchi) 2017年7月6日
PR体験記というのは自分でパッチ作って投げるまでのやつということですかね(linuxはgithub使わない)
うーん、linux kernelについて、そういう体験記は(私は)見たことないですね。お役に立てなくてすいません
— sat (@satoru_takeuchi) 2017年7月6日
う〜ん、残念ながらLinuxのパッチ投稿記みたいなものは無いみたいです。
みなさんお仕事でカーネル書いているから、必要無いのかもしれませんね...
それとも文化が違うのかしら?
n_sodaさんがLinuxのパッチの書き方の資料を見つけてくださったので、
自分がLinuxにパッチを投げる時が来たら、備忘録を付けつつ頑張ってみたいと思いました!
ググったら https://t.co/UiaY2tKXgA ってのが見つかりました
— SODA Noriyuki (@n_soda) 2017年7月6日